@article{oai:kobe-c.repo.nii.ac.jp:00002118, author = {BANERJEE, Jacqueline}, journal = {女性学評論, Women's studies forum}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本稿は、Jane Austenがその作品の中で描く子供達の役割は重要ではないという通説に反論するものである。Lady Susanの中でのFrederica、The Watsonsに於けるCharles Blake、Mansfield ParkのFanny Priceは、Austenが、単に子供達に深い思いやりを抱いていたに留まらず、彼らの善を志向する潜在能力について真面目に考えていたことを示す。確かに、彼女の幾つかの非常に辛辣な言葉は、子供達のそのような潜在能力に応じ、それを巧みに育むことのできなかった大人達へと向けられている。Fanny Priceの中に芽生えた大人の感情を探り、彼女の年長者への反抗を支援するAustenの筆致は、正に、新たなより偉大なイギリス小説の時代の始まりを示している。数こそ多くはないが、Jane Austenの小説に登場する重要な子供達は、ヴィクトリア朝小説の若いヒーロー、特にヒロイン達の先駆をなすものである。}, pages = {1--16}, title = {ジェーン・オースティンの子供達}, volume = {4}, year = {1990}, yomi = {バナジー, ジャクリーヌ} }