@article{oai:kobe-c.repo.nii.ac.jp:00005817, author = {大西, 伸弥 and OHNISHI, Shinya and 中川, 徹夫 and NAKAGAWA, Testuo}, journal = {神戸女学院大学教職センター研究紀要, Journal of Center for Teacher Education, Kobe College}, month = {Mar}, note = {生物分野において,マイクロスケール実験に関する教材開発は有用である。しかしながら,これに関する報告は僅少である。本研究では,高等学校生物で扱う酵素反応に注目して,授業実践を通したマイクロスケール実験の有効性について検討した。授業実践は2019年10月上旬~11月中旬,兵庫県立H農業高等学校3年生の生物選択者17名を対象に行った。授業は1回が2時間連続(50分 × 2コマ)で,「だ液を用いたアミラーゼの活性測定」,「ダイコン,ニンジン,サツマイモやだ液に含まれるアミラーゼの活性比較」,および「パイナップルとキウイに含まれるプロテアーゼの性質」に関するマイクロスケール生徒実験を取り入れた。「アミラーゼの活性比較」を除き,生徒実験の結果は予想される結果を再現した。実験終了後,生徒は実験結果について活発に討議し,授業後のアンケート結果からも,マイクロスケールの有用性を評価する回答が多く得られた。以上より,今回実施した高等学校生物に関するマイクロスケール実験が,生徒の意欲や理解向上にとって有効なツールであることが明確となった。さらに,言語活動の充実を実現する上で重要なツールとなることも示唆された。}, pages = {35--44}, title = {高等学校生物におけるマイクロスケール実験の実践}, volume = {4}, year = {2021}, yomi = {オオニシ, シンヤ and ナカガワ, テツオ} }