WEKO3
アイテム
インターカルチュラルセンシタイザーを使って文化を教える
https://doi.org/10.18878/00001696
https://doi.org/10.18878/000016964582cc74-d762-4cbf-924c-71cc71266085
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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神戸女学院大学研究所
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Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2005-03-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | インターカルチュラルセンシタイザーを使って文化を教える | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Using the Intercultural Sensitizer to Assist International Educators and Administrators | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.18878/00001696 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
著者名(英) |
MAEKER, Paul
× MAEKER, Paul |
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著者所属(日) | ||||||
値 | 神戸女学院大学文学部 | |||||
要旨(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 文化とは何か、また文化的感受性について教えるための教材は、いくつも存在する。その中で教師は、そのときの教育対象により、最も有効な教材を選択しなければならない。多くの教師が用いる教材のひとつに、インターカルチュラルセンシタイザーがある。 インターカルチュラルセンシタイザーが、文化理解を深めるためにいかに効果的であるかについては、これまで多くの研究者が研究を重ねてきた。その効果に関しての調査結果は、それがかなり有効であるという見解で一致している。それでは、なぜ有効であるのか。その答えは、ひとの認知領域に強く働きかけるという、インターカルテュラルセンシタイザーの特性にあると言えるかもしれない。インターカルテュラルセンシタイザーは、「不確かさ」の度合いと「不安感」の度合いがひとに与える影響には、ある関係性があるのだという考え方に基づいている。ひとは、「外部者」に出会ったとき、そのことから生じる不安感による悪影響を軽減するため、不確かな要素を減らそうと試みる。すなわち、それらの外部者たちの行動になんらかの意味を持たせることにより、不確かさを減少させようとするのである。しかし、異文化に触れた経験が少ない場合、外部者の行動に対して、安易に誤った意味づけをしてしまうことが多い。言いかえれば、ひとに誤った属性を与えてしまうということである。インターカルチュラルセンシタイザーは、このような属性に関する誤った認識を起こしにくくすることを目的としている。属性の認識は認知領域でおこなわれているため、インターカルチュラルセンシタイザーも認知領域に働きかける。自文化の判断基準のみによって軽率な属性判断をしないよう、訓練するための教材である。学習者が未知の行動・行為に出会ったとき、自らの認知的スキルをもって選択した意味付けをおこなえるようにするということである。目的は、正しい答えが何かということを知ることではなく、学習者が自信を持って、確かな目で、未知のものとの出逢いに向き合うことができるようになるということなのである。 | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00085725 | |||||
書誌情報 |
神戸女学院大学論集 en : KOBE COLLEGE STUDIES 巻 51, 号 3, p. 1-8, 発行日 2005-03-20 |