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アイテム
Margery Kempe に着せられた「烙印」
https://doi.org/10.18878/00002096
https://doi.org/10.18878/000020963735de40-a026-4739-953c-7fa20412c304
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
|---|---|---|
KJ00007680119 (411.1 kB)
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神戸女学院大学
女性学インスティチュート |
| Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 1991-03-01 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | Margery Kempe に着せられた「烙印」 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | Margery Kempe's Stigmatized Identity | |||||
| 言語 | en | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | eng | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
| ID登録 | ||||||
| ID登録 | 10.18878/00002096 | |||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||
| ページ属性 | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | P(論文) | |||||
| 論文名よみ | ||||||
| その他のタイトル | Margery Kempe ニ キセラレタ ラクイン | |||||
| 著者名(日） |
HEETER, Michelle R.
× HEETER, Michelle R. |
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| 著者所属（日） | ||||||
| 値 | 神戸女学院大学文学部英文学科 | |||||
| 著者所属(英) | ||||||
| 言語 | en | |||||
| 値 | Lecturer of Kobe College, English Department | |||||
| 要旨(日） | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | The Book of Margery Kempeは、英語で書かれた最初の自伝として、中世の女性の自己紹介の稀有な例として、さらに中世の社会状況の記録として、最近その評価が高まってきている。また、MargeryのBookは、時代および場所において厳しく規定されていた女性のいかなる役割にも、自らをあてはめることを拒否した女性の、魅力ある弁明でもある。しかしながら、Margeryは聖職者や教会の権威に従おうとしなかったために、その当時の人々からさまざまな汚名を着せられることになった。彼女はそれらの汚名に対し、場合に応じていろいろな手法を用いて自己弁護を試みているが、それらは次の二つに大別できよう。一つは、幻視体験の際に用いたもの、もう一つは、他の人々との対決の際に用いたものである。また、Margeryは狂人、異端者、不従順な妻というレッテルを貼りつけようとする人々の企てには激しく抵抗したが、同時に慣習にとらわれない生き方を貫く権利を主張することで、社会に再統合されることを拒んだ。その幻視体験の中で、Margeryは自らを非常に罪深き者と表現しながらも、神が天国の聖人たちの世界における彼女の地位と、その聖人たちの中での彼女の独自性を認めて下さることを繰り返し主張する。このように、Margeryは地上のいかなる枠組みからも解き放たれることで、地上での風変わりさを天上における非凡さに変形してしまうのである。Margeryが繰り返し強調するその独自性というものは単なるエゴイズムとして退けられてきたが、個人の自由に対する攻撃への当然な反応であり、彼女がその風変わりな生き方を貫くために必要な防衛手段として解釈することが可能であろう。 | |||||
| 雑誌書誌ID | ||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||
| 収録物識別子 | AN10066294 | |||||
| 書誌情報 |
女性学評論 en : Women's studies forum 巻 5, p. 83-91, 発行日 1991-03 |
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