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アイテム
イーバン・ボーランド :女性詩人という複雑な状況
https://doi.org/10.18878/00002189
https://doi.org/10.18878/000021894c491b85-2ac8-4935-916c-476078f84119
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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神戸女学院大学
女性学インスティチュート |
Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 1998-03-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | イーバン・ボーランド :女性詩人という複雑な状況 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Eavan Boland : complex state of the woman poet | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.18878/00002189 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
記事種別(日) | ||||||
値 | 特集 | |||||
記事種別(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Special Issue | |||||
論文名よみ | ||||||
その他のタイトル | イーバン ボーランド ジョセイ シジン トイウ フクザツナ ジョウキョウ | |||||
著者名(英) |
HARMON, Maurice
× HARMON, Maurice |
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著者所属(日) | ||||||
値 | U.C.D.(元)/神戸女学院大学文学部英文学科客員教授(アイルランド文学) | |||||
著者所属(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Professor Emeritus,Anglo-Irish Literature and Drama,University College Dublin/Visiting Professor at Kobe College,Department of English(Irish Literature) | |||||
要旨(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 男性の詩人たちによって築かれた詩の伝統を引き継ぎながらも、アイルランドの女性詩人イーバン・ボーランドは、彼女の女性としての役割と詩人としての役割を切り離さずに、女性かつ詩人であり、妻かつ母かつ郊外の住民であるという、自分自身の経験をすべて包括する女性の肖像を創り出さずにはいられなかった。ボーランドは、女性の人生が詩という想像・創作的な記録に組み込まれてこなかったため、女性たちの人生が歴史の外部におかれてきたということを気にかけていた。彼女の詩は家庭における女性たちの関心に焦点を当て、家庭という光景の持つ多様性や繰り返し、子どもたちが占める大きな役割、毎日の決まりきった仕事、そして、そこから得られる満足を描いた。これらは日常的な人間の世界を描写した、革新的で、あたたかい表現に満ちた詩である。歴史の外に忘れられてきたものたち、彼女自身の家族、幾世代にもわたる女性たちを描いた彼女の詩は、さらに厳粛で、内省的な色合いを持ち、失われたものへの悲しみを表している。ボーランドは、最近の詩において、コンテクストをさらに変化や老齢化、死にまで広げて自分自身の人生を見つめ、その中で最も重要になることは、彼女が声であった、つまり、ひとに届く言葉を持っていたということであると結論づけている。 | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10066294 | |||||
書誌情報 |
女性学評論 en : Women's studies forum 巻 12, p. 105-125, 発行日 1998-03 |