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現代思想のパフォーマンス-ジャン・ボードリヤール-案内編&解説編(2)
https://doi.org/10.18878/00001998
https://doi.org/10.18878/000019982db23304-4d1e-4c71-89d7-25bbe694f885
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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神戸女学院大学研究所
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Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2013-06-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 現代思想のパフォーマンス-ジャン・ボードリヤール-案内編&解説編(2) | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Performance of Contemporary Thought:Jean Baudrillard Introduction & Interpretation (2) | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 誘惑 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 生産 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 女性的なるもの | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | シュミレーション | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 規則 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Seduction | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | production | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | the feminine | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | simulation | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | the rule | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.18878/00001998 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
論文名よみ | ||||||
その他のタイトル | ゲンダイシソウノパフォーマンス-ジャン・ボードリヤール-アンナイヘンアンドカイセツヘン(2) | |||||
著者名(日) |
難波江, 和英
× 難波江, 和英 |
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著者名(英) |
NABAE, Kazuhide
× NABAE, Kazuhide |
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著者所属(日) | ||||||
値 | 神戸女学院大学文学部総合文化学科 | |||||
要旨(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本稿は、「現代思想のパフォーマンスージャン・ボードリヤールー案内編・解説編」の第二篇として、現代の視点からジャン・ボードリヤールの『誘惑について』に託されたメッセージを解読する試みである。第一篇では、『物の体系』から『消費社会の神話と構造』を経て『シミュラークルとシミュレーション』へ至るプロセスを対象とした。この第二篇では、ポストモダニズムのモードからゲームのモードへの架橋となる理論書として『誘惑について』を対象とし、「生産」の概念を無効にする新しい概念として「誘惑」を打ち出したボードリヤールの戦略を説明する。『誘惑について』は、「性の黄道」、「表層的な深淵」「誘惑の政治的運命」という三部から構成されている。これらについて、それぞれ焦点を定め、ボードリヤールの「誘惑」を多角的に再構成して、その現代思想としての意義を提示する。第一部では、「誘惑」と「女性的なるもの」、「女性的なるもの」と「シミュレーション」、「誘惑」と「生産」、第二部では、ラカンへの批判、「真理」と「シミュレーション」、キルケゴールの『誘惑の日記』、第三部では「法」と「規則」をポイントにする。第一部では、精神分析が性の言説を生み出す「生産」の装置であることを指摘し、その支柱となる「男性原理」と「女性原理」の二項対立を内から崩す「無=意味」の働きとして「女性的なるもの」を論じる。第二部では、ラカンの精神分析もまた、意味の生成という「生産」の原理を継承していることを指摘し、「意味の吸収」としての誘惑を対置する。そこから、真理の実在は、真理の中心となる「空虚」によって保証された擬制であることを論証する。第三部では、「生産」の原理を「法」と規定して、必然性、不可逆性、禁止、抑圧、直線の連続性、目的性、正当性にその特徴を見ると同時に、「誘惑」の原理を「規則」と想定して、偶然性、可逆性、循環、反復、無目的性、眩暈、儀礼にその特徴を見る。結論として、現代の消費社会で、「誘惑」の衰弱を「誘惑」の運命として生きる現代人の運命を描出する。 | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00085725 | |||||
書誌情報 |
神戸女学院大学論集 en : KOBE COLLEGE STUDIES 巻 60, 号 1, p. 151-168, 発行日 2013-06-20 |